2014年9月22日月曜日

いつかはわかる

ぶんぶんぶぉ~ぶろろろ~!!!

けたたましい音で目が覚める

毎朝6時に目覚ましのごとくアパートに鳴り響く


うるさい


あ~アイツだぁ…

近所の若い男の子だ

ある朝また同じように鳴り響いた

その日たまたま外にいた俺は声をかけた


「おはよう」

すると

「おはようございます」とかえってきた

次の日も時間が重なり

「おはよう」

「おはようございます」


何日か たったある日

「おはよう」

「おはようございます寒いですね」

「ん?あ~寒いねバイクだと大変だな」

「慣れですかね」


そして暖かくなったある朝

「おはよう」

「おはようございます久しぶりですね」

「今日は早いんだよいつもおこしてくれるからな」

「えっ!?うるさいですか?」

「まあね若い時は周りがみえんからな。楽しいのは承知してるから休みは堪忍な」

「…」


次の朝

目覚ましが鳴らない

その次もその次も


先日気付いたんだがここ何ヵ月か爆音を聞かない

また朝早く準備していると

「おはようございます」

「あっおはよ」

何気なく挨拶を終えると彼は単車を押していた

しばらくすると

ぶろろ~んぶぉ~ぶろろろ~っと音がした


人って闇雲に注意をされると「なに!?」となるもの

肝心なのはわからせる事と思っている

考えることが大事でわからない子はどーして駄目なのかさえわかっていないもの

弾圧的にすればするほど強く跳ね返るまるで鉄の壁だよね

ゆっくり時間をかける

きっとわかる


人だから