2009年11月20日金曜日

オートバイ トライク

今のモーターバイクベースのトライクの第一号とも呼べる車は、ハーレー・ダビッドソンが1932年から1972年まで生産していた。ハーレー ダビッドソン サービカーである。



1932型式サイドバルブ750ccのR型をみなもとに差動機付きの後輪2輪を備えた。1名搭乗を基本とし、後軸上は丸ごとルーフラックとするデザインは、大東亜戦争後に、わが国で大流行したオート三輪にも通じるものであり、USA本国でも終戦後も長らくのあいだ、一般市民の足として馴染みの深い存在であった。

今日のトライクは、既存の二輪車の後輪部分を改造したものが多い。構造はシャフトドライブや独立懸架を用いるなど自動車の技術を応用したものが多い。逆に、リアエンジン・リアドライブで自動車の動力ユニットを用い、前半をオートバイに似た1輪構造にしたタイプもある。元々はハーレー・サービカーの人気が大きかったアメリカで流行したものであり、日本国内でも近年は業者による改造が盛んになってきた。

車体全体をボディが覆う車両、運転席がまたがり式座席でない車両、バーハンドルでない車両、荷台を有する貨物用の車両は、日本では小型三輪自動車登録になる。

1990年代までのATVは三輪のトライクタイプが一般的であり、本田技研工業ではATC(ALL TERRAIN CYCLES)という通称で販売していた。しかし転倒例が多く、アメリカでは訴訟に発展したことから、日本のオートバイメーカーによる生産は全て4輪に切り替えられ、トライクタイプのATVは急速に衰退した。

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